軽傷でも見逃せない!交通事故の示談交渉で弁護士が必要な理由

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交通事故というと、大きな事故や重傷を思い浮かべがちですが、実は軽傷の事故で思わぬトラブルに巻き込まれることも多いです。特に示談交渉では、保険会社とのやり取りや補償額の調整で戸惑うことも。この記事では、軽傷でも弁護士が必要な理由を分かりやすく解説します。

軽傷事故でも油断は禁物!示談交渉の落とし穴とは?

軽傷だからといって、相手の話をうのみにして示談を進めてしまうと、後で「もっとしっかり対応しておけばよかった」と後悔するケースが少なくありません。示談交渉には思わぬ落とし穴が潜んでいます。具体的にどのような問題が起こり得るのか、なぜ弁護士が必要になるのか見ていきましょう。

軽傷事故が大きな問題に?保険会社の思惑に注意しよう

軽傷事故の場合、「ちょっと痛いけど、大丈夫だから…」と油断しがちです。でも、保険会社は基本的に自社の支払いを最小限に抑えたいもの。これはビジネスなので当然ですが、そのために提示される補償額が実際よりも少なめに設定されていることが多いです。

例えば、「治療費はこれで十分でしょう」といった具合に最低限の金額しか提示されないケースもあります。そんなときに、あなたが一人で対応すると、正しい額を交渉するのが難しいことが多いのが現実です。
交通事故の示談金を弁護士に増額してもらうには?

弁護士に相談することで得られる安心感と結果の違い

ここで弁護士の登場です。弁護士は、法律の知識だけでなく、保険会社がどのように交渉してくるかも熟知しています。そのため、あなたが一人で対応すると見逃してしまうような補償内容の不足も、プロの目で見つけてくれます。

さらに、保険会社も弁護士が入ると分かると態度が変わることが多いです。交渉の場では、相手が「この人には強く出られない」と思うだけで、補償内容や支払いが大幅に改善されることもあります。弁護士が交渉に加わるだけで、あなたの安心感もグッと増します。

弁護士依頼は事故直後でなくても、示談前なら大丈夫!

「事故の直後は弁護士なんて考えてなかった…」ということはよくあります。でも、示談が成立する前であれば、遅くても弁護士に頼む価値は十分にあります。保険会社の提示する条件が適正かどうかを判断するのは素人には難しいですが、弁護士が入れば、より良い条件を引き出すための交渉が可能です。

一度示談が成立してしまうと、後から条件を変更するのはほぼ不可能になるため、示談前の段階で弁護士に相談して、将来のトラブルを未然に防ぐことが大切です。

弁護士費用が心配?費用の負担を軽減するポイント

初回相談が無料の弁護士事務所を選ぶ

弁護士を頼むにあたって気になるのが「費用」ですね。しかし、弁護士費用には無料相談を利用したり、成功報酬型の契約を選ぶなど、負担を軽減する方法があります。

多くの弁護士事務所が初回相談を無料で提供しており、その段階で費用がどれくらいかかるのか、得られる補償額と費用対効果を確認することができます。

弁護士費用特約を利用する

また、家族の自動車保険に弁護士費用特約がついている場合、その特約を利用できることもありますので、一度確認してみるのもおすすめです。

弁護士費用特約が関係するケース・関係しないケース
弁護士費用特約は、基本的に自動車保険に付随するものです。そのため、車を所有していない場合、特約を利用することは難しいです。しかし、家族が加入している自動車保険に弁護士費用特約がついている場合や、火災保険など他の保険にこの特約が付いている場合は、利用できることもあります。もし事故に巻き込まれて示談交渉が必要になったとき、あなた自身や家族の保険を見直してみると、意外に利用できる特約があるかもしれません。

法テラスを利用する

「法テラス」と呼ばれる国の機関では、一定の収入条件を満たしている人に対し、弁護士費用を立て替える制度を提供しています。これにより、弁護士のサポートを受けながら費用の支払いに対する負担も軽減することが可能です。

まとめ

軽傷事故だからと油断してしまうと、後々大きな問題に発展することも少なくありません。保険会社との示談交渉では、提示される条件が自分にとって最適ではないことが多く、後で後悔しないためには弁護士のサポートが重要です。弁護士費用特約がない場合でも、無料相談や法テラスなどのサポートを活用することで、負担を軽減しながら交渉を進めることができます。軽傷でも見逃さず、弁護士の助けを借りることで安心して示談を進めましょう。

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