40代の専業主婦の転身！事務・販売員の経験を生かす仕事探し

40代の専業主婦が、経験を生かして事務・販売員の仕事を探す方法を、分野別・職種別に分かりやすくご紹介します。

経験の有利度や、採用されやすいタイプと対策もご案内。

また、「ブランクの大きい主婦が採用されやすくなる裏技」も必見です。

事務の仕事を探す

一般事務・営業事務
中小企業や零細企業のパートの場合、フル出勤できて即戦力のある人を求めるため、やや有利になることがあります。

経理事務
経験者は有利になりますが、即戦力となる実力があるかどうかが問われます。

金融事務
経験者であれば、パートや派遣社員として採用される確率は高いです。

しゅふJOBやランウェイなど、主婦・女性向け求人情報サイトを利用するのがおすすめ。
パートが中心になりますが、事務職を含め、40代の専業主婦を採用する会社が多くあります。

いきなりフルタイムの仕事をする自信がないという場合は、ママワークスなど、主婦向けの時短求人を中心に扱っている求人サイトも役立ちそうです。

検索するときは、「40代活躍中」「ブランクＯＫ」「専業主婦ＯＫ」などとアピールしている職場がねらい目です。

スキルや経験に自信がある場合や、正社員雇用を望む場合は、大手派遣会社に登録するのも一つの手。
通常のパートに比べ、派遣社員のほうが高収入が望めるというメリットもあります。

また、経理事務・金融事務の正社員を望む場合は、正社員登用のある会社に派遣社員や契約社員として入社し、チャンスを得るという方法もあります。

♦フル出勤ができる
シフトが不規則になりがちな20代・30台の子育て世代に比べ、フル出勤できる主婦は重宝されます。

♦エクセル・ワードの基本操作ができる
バージョンが5年以内のものが使えるようにしておきましょう。

♦パワーポイントが使える
他の人との差異化につなげやすいポイントです。

♦ブラインドタッチができる
仕事スピードに直結します。
できない場合は練習して、できるようにしておいた方が良いです。

♦コミュニケーション力が高い
職場の雰囲気を壊さない人が求められます。

ブランド販売員
プレタポルテなど、高級ブランド販売員の経験者の場合、アパレル全般だけでなく、百貨店販売員などの採用にも有利に働きます。

ファッション販売員
服を扱うアパレル販売員の求人は、経験者を求める傾向が強く、経験が有利となります。
アクセサリーや雑貨の販売員も有利となることはありますが、店との相性やセンスなどが重視されることの方が多いです。

一般の販売員
通常の販売経験はあまり有利には働きません。
ただし、ポップやディスプレイが得意、英語で接客できるるなど、プラスアルファががあれば評価は高まります。

ブランド販売員やアパレル販売員はパートに比べて、派遣のほうが高収入となります。アパレル派遣なびをはじめ、ファッション業界の300以上のブランド紹介可能！とする専門の求人サイトもあります。

また、主婦向け求人情報サイト、女性向け求人情報サイトを中心に検索するのがおすすめ。

検索するときは、「経験者」「経験者優遇」「40代活躍中」「ブランクＯＫ」などとアピールしている職場がねらい目です。

自分の得意分野が生かせそうな店、扱っている商品の年齢層と自分が一致する店を選んで応募しましょう。

♦店舗の雰囲気や客層に合っている
今の自分の年齢や雰囲気に合う店を選びましょう。

♦他の販売員と年齢が近い
販売員の年齢から大きく外れる人は、採用率が低いです。

♦パソコンの基本操作ができる
商品管理などに、パソコンを使う店舗は多いです。

♦写真や文章の作成が得意
ブログやＳＮＳなど、ネット上の発信力の高さは店にとって武器となります。

♦接客以外の得意分野がある
ポップやディスプレイ、外国語による接客、カラーコーディネートの資格など、接客以外の得意分野がある人は採用率が高まります。

ブランクのある40代の専業主婦の採用を、敬遠する企業も多いです。
その対策と、社会復帰のリハビリを兼ねて、おすすめしたいのが「プレ就活」です。

まず初めに、ハードルが低めの短期バイトなどに応募し、実際に働きます。
そこで、半年～1年程、頭と体をならしてから、本格的な就職活動を始めるという考え方です。

企業には「実際に働ける人」の証明ができますし、自分自身も、仕事の勘をとり戻して自信をつけてからのほうが、いろいろな面で安心。
就活だけでなく、実際に仕事が決まった後も、滑り出しがスムーズになります。