主婦の家事で一番面倒なアレをやめる!60分儲かる洗濯の時短術

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洗濯に関する労働時間は毎日1時間以上!

共働きや育児で毎日が忙しい主婦にとって、意外と面倒な家事が「洗濯」です。
特に負担となるのは、洗濯機が終わった後。
干す、アイロンをかける、たたむ、片付けるなど、手間のかかる作業が待っています。

では実際に、洗濯関連の1日あたりの家事時間を確かめてみましょう。
大人2人・子ども1人の家庭の場合、下記が目安となります。

洗濯物を集めて洗濯ネットに入れる 5分
洗濯機に洗剤を入れてセット 3分
洗濯物を干す 15分
アイロンをかける 15分
洗濯物を取り込む 12分
洗濯物をたたむ 15分
洗濯物を片付ける 10分
合計 75分(1時間15分)

ふだんはあまり意識しませんが、主婦の貴重な24時間のうち、毎日1時間以上が洗濯に費やされている計算となります。

この1時間15分をバッサリ削って、15分~30分程度に時短しましょう!
発想の転換で意外と簡単に、毎日1時間程度のゆとり時間が生まれます。

洗濯の面倒な作業から解放される5つの時短術

家族の洗濯物はたたまない・片付けない

洗濯物は家族それぞれのバスケットに放り込む

まず、家族一人ずつに箱型のバスケットを用意しましょう。
洗濯物を取り込んだら、アイロンのいらない洗濯物(下着・靴下・Tシャツ・パジャマなど)を、各人のバスケットにポンポン放り込むだけで終了とします。

自分のバスケット内の洗濯物をたたんだり、片付けたりするのは、家族それぞれの自由。
たたみたい人はたたみ、片づけたい人は片付けるが基本です。

ただし、子どもが小さいうちは、あえて強制的にたたんで片付けさせると、「自分のことは自分でする」というしつけの一環になります。

「たたむ」「片付ける」は自分でしてもらう

旦那さんや子どもが、自分でたたんだり、片づけたりしたくないという場合はそのまま放置でOK。
それは主婦の仕事ではないし、本人に無理にさせる必要もありません。
次に着る時、本人が自分でバスケットから直接引っ張り出せばいいのです。

出がけに靴下の一方が見つからないなど、慌てることもありますが、そこは自己責任。
それぞれの判断に任せておけば、靴下だけは片づけておこうとか、やっぱり全部たたんだ方が気持ちいいとか、適当に成長してくれます。

バスケットは棚や押し入れの中など、ふだんは目に入らないところに収納スペースを設けることもポイント。
部屋がだらしのない印象にならないよう、気をつけてください。

アイロンをやめる

ノーアイロンシャツに切り替える

旦那さんのワイシャツに毎回アイロンかけているのであれば、思い切ってその作業を省いてしまいましょう。
形態安定加工が施されたノーアイロンシャツに切り替えれば、洗った後にハンガーで干すだけで、シワのないスルンとした生地感が復活します。

以前と違って、今はノーアイロンのワイシャツのバリエーションも大きく広がり、ブランドもの、高級感のあるもの、お洒落なデザインものなど、さまざまなタイプがラインナップ。
通常のワイシャツと比べても見劣りしません。

クリーニングを利用する

ワイシャツに強いこだわりがあって、毎回アイロンがかかっていなければ絶対イヤという場合は、クリーニングを利用するのもおすすめです。
一般的な金額の目安は、ワイシャツ1枚150円前後。
1週間5枚で750円、1ヶ月3000円くらいです。

安いところを探せば、1枚100円というクリーニング屋さんも珍しくありません。
その場合、1週間5枚で500円、1ヶ月2000円くらいという計算になります。

適度に糊をきかせ、パリッと仕上げるアイロンがけは、プロならではの技。
1ヶ月2000円で、洗濯・干す・アイロンがけを代行してもらえると考えれば、コスパも悪くはなさそうです。
特に、営業など人と会う機会が多い仕事の場合、クリーニング利用がかえって良いかもしれませんね。

洗濯の回数を減らす

毎日洗濯する必要なし

夫婦二人とか、一人暮らしなど、子どもがいない少人数の世帯であれば、毎日洗濯する必要はありません。
「洗濯は毎日するもの」という固定観念は捨ててしまいましょう。

汗のかき方や人にもよりますが、夏場なら週2~4回、冬場であれば週1~3回で大丈夫。
下着やタオルなど、毎日替えるものを多めに用意しておけば良いだけのことです。

節水・節電・節約にも効果あり!

洗濯の回数が減ると、大幅な時短になるだけでなく、節水・節電・節約にもつながります。
洗濯物をためるなんて気持ち悪い…と思う人もいるかもしれませんが、抗菌パワーの強い洗剤を使えば、いっぺんにスッキリさっぱり洗いあがります。
騙されたと思って、ぜひ一度お試しあれ。

洗濯の時短グッズを利用する

日々進化している洗濯グッズにも注目しましょう。
「時短」に特化した洗濯グッズを取り入れることで、作業の効率化につながるだけでなく、ちょっとしたストレス軽減にも役立ちますよ。

引っぱリンガー


洗濯物を下に引っ張るだけで、生地を傷めることなく、素早くはずすことができる洗濯ハンガー。
洗濯バサミを開く手間がいらないので、たくさんの靴下や下着があっという間に取り込めます。

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のびのび7連ガー

ハンガーの下のつまみを指ではさむと、左右のアームが下がり、首元の詰まった服も一瞬で簡単に取り込めます。
ハンガーのアームが伸縮できるので、服のサイズを選ばず干せる点も便利です。

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ハンディアイロン

面倒なアイロン台の用意をしなくても、気になるシワを簡単にとれるのが、ハンディアイロンや衣類スチーマー。
服をハンガーにかけたまま、手軽にアイロンがかけられて便利です。

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洗濯機を乾燥機付きに買い替える

洗濯乾燥機があれば、乾燥まですべてお任せ全自動なので、本当に便利です。
特に子育て中の主婦や、共働きの夫婦の場合、「洗濯物を干す」「洗濯物を取り込む」という時間と体力を節約できる利点はかなり大きいもの。

予算に余裕があれば、ぜひ買い替えをおすすめします。

ただし、これらの機能を搭載した洗濯機は、おおむね10万円以上。
高いですよね…。
でも、そろそろ洗濯機の買い替え時期を迎えるとか、引っ越しをするとか、これから新婚生活を始めるというのであれば、洗濯乾燥機の購入を検討する価値はおおいにあります。

番外編:「洗濯代行」「家事代行」を利用する

妊娠・出産や病気などで体調不良になったり、旅行に行くなどして大量の洗濯物がたまった時、無理に自分で洗濯しようとするのは大変です。
時間的にも体力的にも負担となるうえ、ストレスもたまります。

そこで注目したいのが、洗濯代行や家事代行。
家事代行は定期利用が基本で、単発利用は高額になりやすいため、洗濯に特化するのであれば、洗濯代行の利用が手軽でおすすめです。

洗濯代行のシステムと料金の目安

洗濯代行は、指定のランドリーバッグに洗濯物を詰め込み、業者に渡したり送ったりすると、スタッフが洗濯・乾燥・たたみを行い、仕上がった洗濯物を家に届けてくれるというサービスです。

料金の目安は、Tシャツ50枚くらいのボリュームで、ざっくり2000円~3000円(送料込)程度。
初回は、ランドリーバッグ代として、500円~1000円程度、加算されることが多いです。
ネット上で申し込み受付をしているので、気軽に注文できる点も便利です。



洗濯に必要な労働時間は13分!

では、ここまでの洗濯の時短アイデアによる効果を確かめてみましょう。

洗濯機の買い替えをしない場合

まずは、洗濯機の買い替えをしない場合です。

洗濯物を集めて洗濯ネットに入れる 5分
洗濯機に洗剤を入れてセット 3分
洗濯物を干す 15分
洗濯物を取り込む 7分
洗濯物を仕分ける 5分
合計 35分

「たたむ」「片付ける」「アイロン」の作業を省き、洗濯の時短グッズを利用することで、洗濯に必要な労働時間は、従来の75分から、半分以下に短縮されて35分!
洗濯回数を減らして2日に1回の洗濯にすれば、1日平均に換算すると18分になります。

洗濯機の買い替えをした場合

次に、洗濯機を乾燥機付きに買い替えて、すべての時短アイデアを実行した場合です。

洗濯物を集めて洗濯ネットに入れる 5分
洗濯機に洗剤を入れてセット 3分
洗濯物仕分ける 5分
合計 13分

「たたむ」「片付ける」「アイロン」に加えて、「干す」「取り込む」という作業も省くことで、洗濯に必要な労働時間たった13分まで短縮!
これなら、子育て中の主婦で、毎日の洗濯が必要でも、負担はずいぶん軽くなりそうです。

まとめ

洗濯の時短アイデア、いかがでしたか?
今回のまとめは下記の5つです。

[1] 家族の洗濯物は、たたまない・片付けない
[2] アイロンをしない
[3] 洗濯の回数を減らす
[4] 洗濯の時短グッズを利用する
[5] 洗濯機を乾燥機付きに買い替える

まずは取り入れやすいところから取り入れて、洗濯の時短効果を実感してくださいね。

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